<2012年を振り返る>

 という訳で、今年も残す所あとわずかとなりました。本ブログ恒例の、ワールド・ディスク売上ベスト発表&プログレ界?振り返り企画がやってまいりました。いくつかのトピックと、お約束の「全部カンによる」セールス・チャートで2012年を想い返すと共に、買い逃していたアイテムをチェックの上、WDでお求め頂く(笑)という事で、かなり大まかではございますが、お付き合い下さいませ。

[2012年トピック]

・テリー・ボジオ入りUK来日! チッタ計5公演の大盛況(6月)
uk live 2012 final

今年も、大物からマニアック所まで、来日公演花盛りでした。ざっと振り返ってみても、

1月・ジョン・ウェットン(1/17,クアトロ他)
2月・コウマス(2/4,2/5,FEVER)
 ・ユニヴェル・ゼロ(2/11,2/12,スターパインズカフェ)
3月・ピーター・ハミル(3/16,3/17,晴れたら空に豆まいて)
 ・「ファンタジー・ロック・フェス2012」(3/17,3/18,クラブチッタ)
4月・イエス(4/18,4/19,渋公他)
 ・「イタリアン・プログレッシヴ・ロック・フェスティヴァル2013春の陣」(4/27,4/28,4/29,クラブチッタ)
6月・UK(6/14~17,6/21,クラブチッタ他)
 ・アルト―・ビーツ(6/15,MOJO,6/16,ルースター他)
7月・チャールズ・ヘイワード/V4 VICTORY(7/15,7/16,HIGH)
 ・リーフ・ハウンド(7/27,7/28,FEVER)
8月・ヴァン・ダー・グラーフ・ジェネレーター(8/23,クラブチッタ)
 ・バークレイ・ジェームズ・ハーヴェスト(8/24,クラブチッタ)
 ・「プログレッシヴ・ロック・フェス2012」(8/25,日比谷野音)
9月・エイジア(9/24,9/25,渋公他)
10月・イット・バイツ(10/3,クアトロ)
11月・ファーマーズ・マーケット(11/14,11/15,晴れたら空に豆まいて)
12月・カクタス(12/7,12/8,GARDEN)
 ・プロコル・ハルム(12/7,ビルボードライヴ東京他)
 ・スペシャル・プロビデンス(12/14,12/15,シルバーエレファント他)

 といった所でしょうか。カクタスとプロコル・ハルム以外は幸いな事に全部観る事が出来ました(あ、あとハミルのソロも未見です)が、盛り上がりという点ではUKと、同じく奇跡の来日を果たしたイ・プーをフィーチャーしたイタリア・フェスが凄かったですね―。そうした意味では、今年もクラブチッタさん企画が炸裂してましたね。個人的には、ユニヴェル・ゼロの初来日公演も素晴らしかったです!


・ロンドン・オリンピック開会式にマイク・オールドフィールド登場!
mike oldfield oympic

 世間的には何だかんだ言って2012年と言えば、ロンドン・オリンピックでしょう。情けない事に、私メは未見なのですが、開会式のセレモニーに、マイク・オールド・フィールドが登場したのが話題となりましたね。あまりの早朝ゆえ、すっかり寝落ちしてしまったのがくやまれます。


・スティーヴ・ハケット大活躍!
steve hackett genesis revisited ii

 今年2012年は、ビッグ・ネームの皆さんの活躍が目立った一年でも有りました。来日ものではUK、イエス、エイジアと、メンツが結構カブる(笑)感じで続きましたが、リリース系で言えば、何と言っても目立ったのは、御存知スティーヴ・ハケット。ジェネシス・ナンバー・リメイク企画の第二弾となる「Genesis Revisited II」をリリースしたのみならず、ロブ・リード(マジェンタ)のプロジェクト、コンペンディウムのアルバム始め、イタリアのTHE ROME PRO(G)JECT、ニール・モーズのクリスマス・アルバム「THE PROG WORLD ORCHESTRA /A Proggy Christmas」にもゲスト参加。特に年末にきて、一気にハケット参加ものが入ってきた感じでしたね。いずれの作品も内容が良かったですけど、とりわけ「Genesis Revisited II」は、里心がついたように(笑)個人的にも愛聴しております。ハケットはライヴDVD「Fire & Ice」も出てました。さて来日は?


・キーワード:「復活」
anglagard viljans oga

 2012年のキーワードの一つとしては「復活」というのが有るのではと思います。アルバム・リリースを振り返っても、SEBASTIAN HARDIE、ロカンダ・デッレ・ファーテ、アルファタウラス、QUATERNA REQUIEM、エマニュエル・パル―ナン、そしてアングラガルド等々。北欧といえば、今年は何と言ってもTHE FLOWER KINGSが復活、ニュー・アルバムをリリース、来年早々には来日!というのが最も話題となった事ですね。そう言えば、アルバムの出来がすこぶる良かったセバスチャン・ハーディは、その後、残念ながら再解散したとの事…。アングラガルドは来年3月に来日しますし、入荷したばかりの為売上ランキングからは除外しましたが、次回イタリア・フェスに登場する、復活・アレアと、復活・ムゼオ・ローゼンバッハのライヴ盤は好評入荷中、要チェックですよ!


・BOXものが充実!
king crimson larks tongues in aspic

 今年の特色としては、様々なアーティストのBOXものが多かったという点も有りますね。KC「太戦」、CAN、カトリーヌ・リベロ、テリエ・リピダル、マハヴィシュヌ、そしてJ.A.シーザーetc.いやはや分量・内容とも濃いブツが多かったですね―。


・今年も大充実! ベル・アンティーク紙ジャケット・シリーズ
zao kawanaheldon interfacepopol vuh hosianna mantra

 もの凄ーく我田引水っぽくて恐縮ですが(笑)、毎月名盤どころをSHM-CD/紙ジャケットでリリースして、今年も気を吐いた、我らがベル・アンティーク・レーベル。リリースをざっと振り返ってみますと(紙ジャケのみ)、

1月・マニュエル・ゲッチング/アシュラ(「ニューエイジ・オヴ・アース」他5タイトル)
2月・ザオ/シェキナ、カワナ(2タイトル)
 ・ラーマン/ラーマン
 ・アナロジー/アナロジー
 ・アポテオジ/神格
3月・ピュルサー(「ハロウィーン」他3タイトル)
 ・シャイロック/熱情の島
4月・タンジェリン・ドリーム(「エレクトロニック・メディテイション」他、初期4タイトル)
5月・エルドン(「インターフェイス」他7タイトル)
6月・ジャック・ランカスター&ロビン・ラムリー/ピーターと狼、マースケイプ(2タイトル)
 ・マニュエル・ゲッチング/ドリーム&デザイア
 ・ステップ・アヘッド/ステップ・アヘッド
7月・デューン/エロス
 ・セルジュ・ブランゴルフズ・ストラーヴ/ヴィジョン
 ・アンデルス・ヘルメルソン/エンド・オヴ・イリュージョン
8月・ノヴァリス/深海の天使、時の交差(2タイトル)
 ・ラッツ・ラーン/ソロ・トリップ
 ・フライト/ドーン・ダンサー
9月・ポポル・ヴ―/猿の時代、ファラオの庭にて、ホシアナ・マントラ、聖なる賛美(4タイトル)
10月・ポポル・ヴ―/一人の狩人と七人の狩人、雅歌、最期の日最期の夜、アギーレ/神の怒り(4タイトル)
11月・フィンチ/ガレオンズ・オヴ・パッション、パッション・オン・ステージ(2タイトル)
12月・ポポル・ヴ―/ガラスの心、影の兄弟、光の子供達、ノスフェラトゥ、魂の夜(タントラの歌)、静謐の時(5タイトル)

 ふうっ。という訳で、今年はザオエルドンポポル・ヴ―あたりが目玉でしたね―。発売が遅れがちだったのは非常に申し訳ありませんでしたが(泣)、来年もベル・アン紙ジャケ・シリーズをよろしくお願いいたします!


・訃報その他
michael dunford

 年末に至り、悲しい話題もアレですが、ニュースとしては触れない訳にも行かないR.I.P.関係。今年は、ルネッサンスの中心人物だった、マイケル・ダンフォードさんが、11月20に死去してしまったのが大きかったですね。ベル・アンティークから発売されております、「カード」「シェエラザード」完全再現のDVD+2CD「2011ライヴ・イン・コンサート」が遺作のような形になってしまいました。'10年のプログレ・フェス及びクラブチッタでのルネッサンスのコンサートが、ダンフォードさんの最後の来日となってしまいましたが、ルネッサンスの名曲の数々は永遠です。May You Rest In Peace, Michael...

 その他、不景気な話題(涙)としては、「FARFEST」中止というのも有りました。10月4日~7日にかけて、米国フィラデルフィア近郊で行われる予定だった大規模なプログレ・フェスで、アトール、SBB、クレシダ、ウォブラー、ラッテ・ミエーレ、アルファタウラス、ピュルサー等がラインナップされていたんですが、チケット売上不振により中止(泣)。ちょっと欲張りすぎたのかもしれませんが…。アトール辺りは、日本でも観たいですよね―。


さて、気を取り直して、いよいよ本題。

[2012年ワールド・ディスク売上ランキング]

 例年通り部門別で、私メの記憶と感触とカンによる、アバウトなランキングですので、ド忘れしているタイトルも有るかと思いますが御了承下さい。

≪シンフォニック・ロック部門≫
flower kings banks of eden

1.ザ・フラワー・キングス/バンクス・オヴ・エデン
2.ロカンダ・デッレ・ファーテ/ミッシング・ファイアー・フライズ
3.コンペンディウム/ビニース・ザ・ウェイヴス
4.ANGLAGARD/Viljans Oga
5.BIG BIG TRAIN/English Electric Part 1
6.カイパ/人生の意味
7.グラス・ハマー/ぺリオス
8.KOTEBEL/Concerto For Piano And Electric Ensemble
9.BAROCK PROJECT/Coffee In Neukolln
10.ディストリクト97/トラブル・ウィズ・マシーンズ
次点:I AND THOU/Speak

 という事で、毎年激戦のシンフォニック部門。堂々一位はフラ・キンで決まり。上記以外で惜しくもランク入りを逃したものとしては、ニール・モーズ/モーメンタム、エコーリン/エコーリン、QUIDAM/Saiko、CAST/Art、アフター・クライング/クリアトゥラ、オータム・コーラス、MANGALLA VALLIS、ビアードフィッシュ/ザ・ヴォイド等々。


≪メインストリーム部門≫
uk reunion live in tokyo

1.UK/リユニオン~ライヴ・イン・トーキョー(DVD+CD)
2.IT BITES/Map Of The Past
3.STEVE HACKETT/Genesis Revisited II
4.セバスチャン・ハーディ/ブループリント
5.エニド/インヴィクタ
6.ルネッサンス/2011ライヴ・イン・コンサート(DVD+2CD)
7.カーヴド・エア/ライヴ・アトモスフィア(CD+DVD)
8.フォーカス/X
9.STEVE HACKETT/Fire & Ice(DVD)
10.エニド/ライヴ・ウィズ・ザ・CBSO・アット・シンフォニー・ホール(2CD)

 という訳で、来日絡みで盛り上がったUKの、川崎での(笑)ライヴ'11を収めた、初のDVD作品が一位。ハケットエニドは各2作品ずつがランク・イン!


≪再発部門≫

anyones daughteranyones daughter in blauanyones daughter neue sterneanyones daughter live

1.ANYONE'S DAUGHTER/エニワンズ・ド―ター、イン・ブラウ、新星、ライヴ(4タイトル)
2.THE ELEVENTH HOUSE feat. LARRY CORYELL/Level One
3.エグベルト・ジスモンチ/コラソンネス・フトゥリスタス
4.ヘルマン・ゾーベル/ゾーベル
5.ヘット・パンドラ・アンサンブル/III
6.MAHAVISHU ORCHESTRA/The Complete Columbia Albums
7.フィンチ/パッションズ・オン・ステージ
8.PFM/Celebration
9.MICHAL URBANIAK/FusionIII
10.TRIBUTE/New Views
次点:CATHERINE RIBEIRO+ALPES/4 Albums Originareax

 いきなり4タイトルまとめてってのが反則ですが…エニワン、一位。リイシュー物は、ジャズ・ロック系が強かった今年ですが、矢張り凄かったのは、マハヴィシュヌBOX! 未発ライヴがド級でした、正に。


≪ジャズ・ロック部門≫

MAGMA Felicite Thosz

1.MAGMA/Felicite Thosz
2.IMPACT FUSE/Moscow
3.ラレ・ラーションズ・ウィーヴワールド/ナイトスケープ
4.THE CODE/Dreams Speak Song
5.ITIBERE ZWARG & GRUPO/Identidade
6.FARMWER'S MARKET/Slav To The Rhythm
7.SPECIAL PROVIDENCE/Soul Alert
8.DEAN WATSON/Imposing Elements
9.DAVID HINES/Inner Duality
10.PANZERBALLETT/Tank Goodness

 という事で、ミニ・アルバムながら待望の新曲を出したマグマがトップ。ラレ・ラーションの健闘も光りました。今年は、総じて、いわゆる六ピ~シル・エレ系プログレ・フュージョンに良い出物が多かった印象。ロシアのIMPACT FUSEはじめ、ハンガリーのSPECIAL PROVIDENCEに至っては、来日して本当にシル・エレでライヴを行ってしまいました(!)。どこに入れれば良いのか毎回悩むファーマーズ・マーケットは、今回はジャズ・ロックで入選となりました。次点として、フィル・ミラー/インカフーツ


≪チェンバー部門(+トラッド)≫
yugen mirrors

1.ユーゲン/ミラーズ
2.MICHEL AUMONT/Le Grand Orchestre Apmorigene
3.メディア・バンダ/犬になる!
4.MOTORPSYCHO & STALE STORLOKKEN/The Death Defying Unicorn
5.ORQUESTA METAFISICA/7 Movimentos
6.キングス・オヴ・ベルジャム/強烈無比
7.EMMANUELLE PARRENIN/Maison Cube
8.コリマ/ケツァルコアトル
9.MICHAEL RIESSLER/Big Circle
10.DANIELE SEPE/Canzoniele Illustrato

 という訳で、ユーゲンがNo.1ゲット。トラッド系はここに入れました。ORQUESTA METAFISICAはじめ、今年も、アルゼンチン及び南米系に、かなり充実振りが感じられましたね。


≪和物部門≫※ベスト5
ja seazer onibi

1.J.A.シーザー/天井桟敷音楽作品集Vol.2鬼火(5CD)
2.TEE/Trans-Europe Expression
3.J.A.シーザー/演劇実験室◎万有引力/山に上りて告げよ(CD+DVD)
4.タイカ/パルサイト
5.葉月ゆら×翡翠/流転の巫女~魂の緒~

 という訳で、2012年はJ.A.シーザーづくし。BOXに至っては、第三弾までリリースされましたね―。TEE、タイカという、「シルエレ系」バンドの作品がランク・イン。2012年は"シルエレ通い"な感じの一年でした。

※ジャーマン/サイケ部門は、今年はランキング無しとさせて頂きます。


 さて、このような感じで、2012年もリリース、ライヴと大変充実の一年となりました。ワールド・ディスクは31日(ラスト・デイ・バーゲン!)まで営業しておりますので、買い逃していたor気になるアイテムがございましたら、ぜひ御来店の上、お求め頂き、プログレな年越しをどうぞ!

 年末のごあいさつは、別に改めて。
プロフィール

店長 中島俊也

Author:店長 中島俊也
★WORLD DISQUE店長の中島です。
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