
というわけで、AVALONより2枚組SHM-CD付きスペシャル限定エディションと、トールケースのノーマル仕様で発売され、当店にも好評入荷中の
THE ENID『Live At Hammersmith Odeon 1979』DVD、私メもじっくり観ましたが、改めて、この時期のエニドは凄いです。
『Touch Me』発売時の79年3月2日、ということで、CD
『Live At Hammersmith Vol.1/Vol.2』の映像版ということ(公式には日付1日違いですが、MCが同一の所も?)になりますが、動く全盛期の彼らの姿は、想像以上にロックしています。御大
ロバート・ジョン・ゴドフリーの、シニカル&ユーモラスなMCやジョークの"ワイルド・シング"ヴォーカルは別としても(笑)、サポート・キーボーディストを加えて、山のように積まれたキーボード群の中で、時に2人が手をクロスさせたり(!)しつつ、重厚華麗なオーケストレーションを繰り出す様は流石。ティンパニーも叩くドラムス、ゲストのオーボエ奏者がドラも叩いたりするシーンも観ものです。そして何といっても、この時期ならではの、フランシス・リカーシュとステファン・スチュワートのオリジナル・ギタリスト2名の存在感!ルックスも良く、ヘタをするとアイドル的人気もあったのでは?(お客さんの層も実は若く、女性客も目立ちます)。当時で言えば、CAMELやスティーヴ・ハケットにひけを取らない人気ぶりもまた、本DVDでも実感できます。観賞用シンフォニック・ロックのイメージを覆す、生きたバンドとしての魅力が存分に味わえる映像であり、エニド・ファンはもちろん、英国プログレッシヴ/クラシカル・ロック・リスナーは必見の1本と言えましょう!お見逃しなく!
なお、本映像のサンプルが、エニドのmyspaceでご覧になれます!そちらも是非!
【THE ENID:myspace】http://www.myspace.com/theenid