【注目フェス決定】 新未来派 (Nuovo Futurismo) ~ 現代音楽とロックの今(State of contemporary usic and Rock)~ 10/30 (日) GARDEN 新木場 FACTORY
新未来派 (Nuovo Futurismo)
~ 現代音楽とロックの今(State of contemporary music and Rock)~

クラシック、現代音楽、ジャズ、ヴォードヴィル、アヴァンギャルド、プログレ、中世音楽、ザッパ、マグマ、ヒナステラ、スクリャービン、クリムゾン、タルカス、原子心母、サージェント・ペパーズ、反対派、シェーンベルグ、ベリオ、実験音楽、PFM、DADA、ルイジ・ルッソロ、メロトロン、ピアソラ etc…
現代音楽とロック・ミュージックのインターコースが生み出す最先端(プログレッシヴ)のライヴ。
【出演】
・渋さ知らズオーケストラ
・アトム・ハーツ・クラブ・アンサンブル
(N響のメンバーによる)
・黒田亜樹 with 神田佳子
・Anna Hardy & The Lunatic Spells
・高円寺百景
・プラスチック・ドッグス
【公演日】
・2022年10月30日(日) 12:00開場/13:00開演(19:00終演予定・途中休憩あり)
【会場】GARDEN新木場 FACTORY 〒136-0082 東京都江東区新木場2-8-2
※新木場駅(JR/りんかい線/有楽町線)より徒歩16分
【問い合わせ】株式会社GARDEN(gar-den.in/) / daysoff(daysoff.populr.me/)
【チケット】前売り7000円/当日7500円(全席指定/税込価格)
※ドリンク代別途500円要。
※チケットは2022年8月13日(土)より、イー・プラス、チケットぴあ、ローソンチケット、LIVE POCKET、ワールド・ディスク、ディスクユニオン〈新宿プログレッシヴ・ロック館、新宿ロックレコードストア、御茶ノ水駅前店、ROCK in TOKTO(渋谷)、横浜関内店、千葉店〉等で発売。
【主催】株式会社GARDEN 【企画】合同会社sounds good /プロデュース : 岩本晃市郎
【協力】ディスクユニオン、株式会社ジャパン・アーツ、ワールド・ディスク、カケハシ・レコード、ガーデン・シェッド、ヌーヴェルヌ・レコード、ベルウッド・レコード、daysoff、株式会社レイヤード
※YouTube 告知動画
※コロナ感染症対策のため、入場者の制限のあるライヴとなっております。感染症対策には万全を期しておりますが、公演はやむを得ず中止になる場合があります。また出演者が変更となる場合もあります。公演中止以外でのチケットの払い戻しは出来かねる旨も併せて予めご了承ください。入場時には消毒とマスク着用をお願いしています。

出演アーティスト解説
■渋さ知らズオーケストラ
1989年9月、不破大輔を中心に第1回目のライヴを行う。フリージャズをベースにした大所帯バンドだが、オーケストラ編成だけでなく、中・小編成でも活動する。芝居の音楽伴奏が出発点となったこともあり、演劇的感覚が強く、ジャズ、ロック、歌謡曲など様々な要素が混在する。ミュージシャン、舞踏家、ダンサー、パフォーマー、映像などによって構成され、同時多発的な「イベント」が連続し、観客を熱狂させていく様は祝祭的なバンドと評される。国内外の大型フェスティバルで高い評価を受け、これまでに数度の長期欧州ツアーも行っている。また、自らテントを建て「天幕渋さ」と呼ぶ公演も開催。これは渋さ知らズがバンドであると同時に、「場」であることを示していて、芸能のラディカリズムを意識したものである。www.shibusa.net
■アトム・ハーツ・クラブ・アンサンブル(N響のメンバーによる)
2012年のNHK大河ドラマ「平清盛」などの音楽を担当し、根岸太郎監督作品『ヴィヨンの妻?桜桃とタンポポ』で日本アカデミー賞最優秀音楽賞を受賞した作曲家、吉松隆。彼が作曲した「(ドクター・タルカスズ・)アトム・ハーツ・クラブ組曲」を演奏するためにNHK交響楽団の14人のメンバーによって結成されたのがこのアンサンブルだ。同曲は “ビートルズの『サージェント・ペパーズ?』、ピンク・フロイドの『原子心母』、EL&Pの『タルカス』を足して、鉄腕アトムの10万馬力でシェイクした音楽を目指す…” というコンセプトを聞くだけでも非常に興味深いが、それを14人編成の弦楽団で演奏するという今回のライヴはまさに貴重だ。ロックと現代音楽の進化を知るうえでも重要かつ意義のあるステージとなること間違いなしだ。
■高円寺百景
高円寺百景は1991年に吉田達也(ds, vo)を中心に結成され、以降メンバー・チェンジを繰り返しながらもバンドとしての形態は現在まで存続している。ファースト・アルバムは94年にリリースした『高円寺百景』で、これまでに計5枚のアルバムを発表している。現メンバーは吉田の他に、坂本健吾(b, vo)、小森慶子(sax, clt)、矢吹卓(key)、AH/工藤亜紀(vo)、小金丸慧(g, vo)。吉田はルインズ、是巨人らのユニットでも知られるシーンの重鎮で、ジャズ・ミュージシャンとのセッションも多い。サウンドは変幻自在で、ジャズ、プログレッシヴ・ロック、即興音楽、チェンバー・ロックなど、実験性の強い音楽性を得意としている。特にフランスのマグマの影響が強く、異星人的ヴォーカルが強い印象を残す。
■プラスチック・ドッグス
名古屋を拠点に活動する4人編成のプログレッシヴ・メタル・バンド。小埜涼子(sax)を中心に結成され、メンバーは他に武藤祐志 (Grind-g)、林剛史 (Heavy-g)、上ヱ地宏太(ds)。2019年10月にファースト・アルバム『GROWL』をリリースすると、二人のグラインド・ギターの切り込むようなサウンド、爆発寸前のサックス、全力疾走するドラムスが繰り出す変拍子が話題となる。2021年にはセカンド・アルバム『IVERT』を発表し前作に劣らないアグレッシヴなサウンドを聴かせてくれた。結成直後から続くベースレスの編成も健在で、エモーショナルな楽曲はファンを増やし続けている。小埜は『Undine』(2012)、『Alternate Flash Heads』(2015)などのソロ・アルバムも発表している。
■黒田亜樹 with 神田佳子
黒田亜樹(ピアノ)Aki Kuroda : 東京藝大卒、伊ペスカーラ音楽院修了。内外の現代音楽演奏会にて初演多数。パルマのレッジョ劇場でキース・エマーソンの代表作「タルカス」を蘇演、CD『タルカス&展覧会の絵』はロック・ファンの間でも話題となった。卓越した技術と鋭い感性によるアヴァンギャルドなステージは現代音楽/ロックの最先端。ミラノ在住、東京現音計画メンバー。
神田佳子(打楽器) Yoshiko Kanda : 東京藝大卒、同大学院修了。独ダルムシュタット国際現代音楽夏期講習会で奨学生賞を受賞。国内外での演奏の他、正倉院復元楽器の演奏やジャズミュージシャンとの共演等、時代やジャンルを超えた打楽器演奏の可能性にアプローチ。継続的な作曲活動の他、テレビ朝日「題名のない音楽会」等への出演と幅広く活躍。東京現音計画メンバー。
■Anna hardy & The Lunatic Spells
桐朋音楽大学作曲科在学中にソリスト・オーディションに合格してオーケストラと共演。ウィーン国立音楽大学の作曲科への留学を経て同大学を卒業。教会等でパイプ・オルガン奏者として活躍したのち2016年にはピアニストとしてMIZUKI da Fantasiaに参加し3枚のアルバムを残す。2020年に同グループの活動休止後ソロに転向。同年11月ファースト・アルバム『月の呪文、あるいは狂人の呟き』をリリースした。アルバムはクラシック、現代音楽、ロックの折衷を試みた野心作として高い評価を得、自身のバンド、ルナティック・スペルズとともに作り出すステージは、PFM、キング・クリムゾンらのDNAを継いだ正統的なプログレッシヴ・ロック・バンドとして海外でも話題となっている。