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<お知らせ>

1/11(金)、1/12(土)クラブチッタ
「ヨーロピアン・ロック・フェス2013」

公演の前売チケットですが、
1/12(土)公演の当店前売分は完売となりました。

同公演のチケットをお求めの方は、
一般発売(ぴあ、ローソン・イープラス)をご利用ください。

なお、1/11(金)公演の前売り券は引き続き販売中です。
ぜひお求め下さい。

【国内リリース速報】ムーン・サファリの初期2タイトルがSHM-CD仕様で国内初発売!

初来日公演に合わせて、ムーン・サファリの初期2作品がSHM-CD仕様で国内初発売!
MOON SAFARI


moon safari A Doorway To Summer
/ア・ドアーウェイ・トゥ・サマー
(SHM-CD/アヴァロン)('06)
トマス・ボディーン(ザ・フラワー・キングス)のプロデュース及びゲスト参加を得てのデビュー作。イエス系ルーツのきらめくシンフォニック・タッチと、甘美なコーラス・ワークを活かしたポップ感覚の共存は既に確立。初々しい秀作!

moon safari blomljud
/ブロムユード
(SHM-CD/アヴァロン)('08)
'08年にリリースされたセカンド・アルバムにして、2枚組の大作。イエス、或いはジェネシスを想起させるkbd&gワークを強化しつつ、持ち前のキャッチーさも失わず大曲志向に仕上げた、大充実の傑作!

※2タイトルともアヴァロン・レーベルより12/19リリース!

第2回ラ―シュ・ホルメル・トリビュートの為に結成されたアコーディオン・カルテット
BOEVES
boeves.jpg


<メンバー>

・佐々木絵美(acc/ex.キキオン)
・小峰公子(acc,vo/ex.ZABADAK)
・アラン・パットン(acc,vo)
・向島ゆり子(acc/ex.ラ―シュ・ホルメル&向島ゆり子デュオ)

<共演>


先カンブリア・クラリネット四重奏団
(清水一登、梅津和時、多田葉子、近藤達郎)


2012年10月22日(月)
吉祥寺MANDA-LA2
Open 18:30 / Start 19:30
前売¥2,800 / 当日¥3,000

お問合せ:MANDA-LA2 0422-42-1579

来日決定!「PROCOL HARUM」

なんとあのユーミンとのコラボ・シングル「青い影」も発売される、プロコル・ハルムの来日が決定!単独公演はビルボード・ライヴにて!

PROCOL HARUM

<メンバー>

・Gary Brooker(vo,p)
・Josh Phillips(org)
・Geoff Whitehorn(g)
・Matt Pegg(b)
・Geoff Dunn(dr)

<東京単独公演>

12月7日(金)
ビルボードライヴ東京
1st Stage:Open 17:30 / Start 19:00
2nd Stage:Open 20:45 / Start 21:30
(入れ替え制、別途料金)
自由席¥8,500 / カジュアル席¥6,500

一般予約・会員予約とも受付中
ビルボートライヴ東京 03-3405-1133

※12/4(火)ビルボードライヴ大阪でも単独公演あり


<ユーミン×プロコル・ハルム>

11月27,28日パシフィコ横浜
12月3,6日大阪国際会議場
12月10,11日昭和女子人見記念
12月12日名古屋国際会議場

※当店での前売・予約の取り扱いはございません

IT BITES “Tour Of The Past 2012”

IT BITES “Tour Of The Past 2012”
10月3日(水)渋谷クラブクアトロit bites map of the past

(Member)
John Mitchell (g,vo)
John Beck (kbd,vo)
Bob Dalton (dr,vo)
Steve Milles (b)


 という訳で行ってまいりました、英国が生んだ’80sポップ・プログレッシヴの雄にして、復活後のスタジオ2作目となる入魂の大傑作「ザ・トール・シップス」を発表して勢いに乗る、御存知イット・バイツの来日公演。フロントにジョン・ミッチェルをフィーチャーしての来日として3回目となる今回は、ジョン・ウェットンのソロ公演の常小屋?でも有るクラブクアトロ、一日限りという事で、スタンディングの客席はギッチリ満員(400人以上入っていたと思われます)。バンド史上初のコンセプト・アルバムを引っ提げての来日でも有り、新作曲をメインにした<現在が再び旬>という事を実証する大熱演が展開されたのでした。

 ラジオのチューニング音(タイタニック沈没のニュースも…)SEも含めたオープニングから、頭3曲は新作そのままの流れ。これまでの来日では、フロント・メンバーが白衣装系で統一したりしていましたが、今回は全員ラフなスタイル(J.ベックはジャケット着用)での登場。なんかボースの風貌が違う…と思ったら、リー・ポメロイはまたしても(TAKE THATで忙しい?)不参加、新顔のスティーヴ・ミルズが黙々とプレイしていたのでした。序盤の流れから、ミッチェルがユーロ・ロック・プレス誌Vol.54でのインタビューで「ひょっとしたらヤルかも」と言及していた、前作新作完全再現、インターバルを挟んで後半旧曲という構成なるのかと思いきやさにあらず、4曲目に”Big Machine”(新作の6曲目)が来て、次に「トール・シップス」からの”Oh My God”が来る構成となりました。”Clocks””Flag”の2曲を除き、結局主要曲はすべてプレイしましたが、スタンディング形式でも有り、ショーをなるべくコンパクトにという気遣いが有ったのかもしれません。元々「マップ・オブ・ザ・パスト」はガチガチのストーリー・アルバムでは無く、共通したテーマは有れど曲毎に独立した物である事は先述のミッチェルERPインタビューで判明していたので、こうした形でも特に問題は無い訳です。イット・バイツらしさを保ちつつ、より起伏の有る展開が正にドラマティックな新曲群は、スタジオ以上のパワーを伴って存分にその魅力を放っていました。

 演奏面では何と言っても、フロントのジョン・ミッチェルの存在感アップ振りが特筆モノでしたね。序盤こそ多少声が苦しそうだったものの、堂々たる力量のリードVo、そして「トレヴァー・ラビンMeets D.ギルモア」と自ら評していたテクニカル&エモーショナルなギター・プレイ。ちょっとU.K.っぽいパートではホーさん風の速弾きを出したり、むしろスティーヴ・ヒレッジ状態の?ミニマルなテケテケ・ギターも挟んだりと完全に主役。アルバムの制作過程の話も合わせて最早「イット・バイツ=ジョン・ミッチェル(とジョン・ベック)のバンド」という印象を受ける程でした。もちろん、ここぞで派手なソロを繰り出し、イット・バイツ節のコーラスを付けるジョン・ベックの存在なくしてIBは有り得ないのは、今回のステージでも実証されていましたが。
 そして派手さは無くとも堅実なドラミングで全体をコントロールしていたボブ・ダルトン。何回か崩れそうになる場面が有りましたが、ダルトンがしっかり戻していました。彼が歌う部分が出てくると、ああIBだなあとなりますし、彼も又、欠かせないのは間違い有りません。そして、始終ほぼ動かず下支えに徹していたベースのS.ミルズも、リー・ポメイロやネイザン・キングと比べるとよりズ太い、重さ十分のプレイでロックな乗りを増強。全体として、クラブ会場に相応しい従来以上の熱気とドライヴ感が押し出されていました。

 「トール・シップス」からの激ドラマティックな”The Wind That ~”、そして待ってましたの”Old Man And The Angel”、”Kiss Like Judas”という終盤は、場内も一層ヒート・アップ。アンコール2曲目”Calling All The Heroes”の後、ミッチェル一人がステージに残って「マップ・オブ・ザ・パスト」のエンディング曲”Exit Song”をSE+アコギ弾き語りで披露する心憎い演出で、約一時間半のコンサートは終了となりました。
 欲を言えばあと1、2曲は旧曲を演って欲しかった(結局3rdからは一曲もプレイされず)気もしますが、お客さんの年齢層(incl.筆者)及びスタンディングという事を考えれば、ちょうど良かったと思います。帰りのお客さん達の笑顔・笑顔がこの日を象徴していたのでは無いでしょうか。

<IT BITES -Tour Of The Past 2012- Set List>
1. Man In A Photograph
2. Wallflower
3. Map Of The Past
4. Big Machine
5. Oh My God
6. Last Escape
7. Send No Flowers
8. Meadow And A Stream
9. Cartoon Graveyard
10. The Wind That Shakes The Barley
11. Old Man And The Angel
12. Kiss Like Judas
(Encore)
13. Ghosts
14. Calling All The Heroes
15. Exit Song
プロフィール

店長 中島俊也

Author:店長 中島俊也
★WORLD DISQUE店長の中島です。
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