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ベル・アンティーク紙ジャケット・シリーズ 5月のリリースは、フレンチ・ロック界孤高のシンガー:エマニュエル・ブーズの究極の名盤3タイトル!!

ベル・アンティーク 紙ジャケット・シリーズ
EMMANUEL BOOZ
[エマニュエル・ブーズ]

(国内プレス/リマスター/SHM-CD/紙ジャケット)
5月25日発売



Emmanuel Booz_le jour ou les vaches『Les Jour Ou Les Vaches...(迷宮の扉)』
(France'74)(税込¥3300)

フレンチ・ロック界が生んだ孤高のシンガー:エマニュエル・ブーズの2ndアルバム。あのウィリアム・シェラーがアレンジを担当し、バンド、オーケストラ、合唱をバックに配して、ミステリアスにして壮大、ダークにしてシュールな劇的空間を創出しています。ブーズのトーキング・スタイルのヴォーカルも圧巻の一言!そのオリジナリティーとカリスマティックな表現力で他の追随を許さぬ伝説のアルバムです!オリジナル紙ジャケット、SHM-CD、リマスター、ボーナス・トラック3曲収録にて。


Emmanuel Booz_clochard『Clochard(聖なる浮浪者)』
(France'76)(税込¥3300)

76年発表の3rdアルバム。ジョエル・デュグルノ(b)がディレクションを担当し、CLEARLIGHTの3rd時のメンバー(ミッシェル・リポーシュ[vln])が参加。アンサンブルものと弾き語りテイストが混在しており、時にドラマティックな、デュグルノによる作曲トラックはハイライトたる内容です。歌物プログレッシヴとしての名作!オリジナル紙ジャケット、SHM-CD、リマスター、ボーナス・トラック3曲収録にて。


Emmanuel Booz_dans quel etat jerre『Dans Quel Etat Jerre(彷徨)』
(France'79)(税込¥3300)

エマニュエル・ブーズ、極めつけといえる4thアルバム。ブーズの持つシンガーとしてのカリスマ性と、ディディエ・ロックウッド(vln)を始めとするゲスト陣の演奏がせめぎ合いながら、異常なテンションを伴って進行する、類を見ないヘヴィ・シンフォニック絵巻。個性の強さと隙のない演奏は、他の追随を許しません。KING CRIMSON、MAGMA、AREAなどのリスナーもマストと言える、まさに孤高の超絶的傑作!オリジナル紙ジャケット、SHM-CD、リマスター、ボーナス・トラック1曲収録にて。

北欧サイケデリック/プログレッシヴの伝説的存在 エルヤーナス・トレッゴードの1stと幻の2ndが、アルカンジェロより紙ジャケット化!1stには新規ボーナストラックも追加の、まさに決定盤!

ALGARNAS TRADGARD
(エルヤーナス・トレッゴード)


algarnas tradgard framtidenalgarnas tradgard delayed
・『Framtiden ar ett Svavande Skepp,Forankrat I Forntiden(悦楽の園)』(1972)
・『ディレイド(Delayed)』(1974録音 )


アルカンジェロより5月18日発売
各税込¥2940


70年代初期北欧サイケデリック&プログレッシヴ・シーンきっての異端児:エルヤーナス・トレッゴード。中世音楽、コラージュ、ヘヴィ・サイケデリックなどが混然となって、比類のない呪術的音世界が広がる、極めつけの名作である72年の1stアルバム『Framtiden ar ett Svavande Skepp,Forankrat I Forntiden』と、AMON DUUL II~KING CRIMSON系のロック色を強めた高品質な内容で、74年に録音されるも、当時未発表であった2ndアルバム用音源集『Delayed』が、紙ジャケット化!(国内プレス/リマスター/SHM-CD)。更に、1stには、71年の野外フェス出演時の音源"中世音楽の為の序章"を新規ボーナス・トラックとして追加した、まさに決定盤であります!

【同時購入特典あり!】
紙ジャケット2タイトルを同時購入された方には、先着にて、レアなプロモーション・フィルムを収録したDVD-Rを差し上げます。(ディスクユニオンさんの特典と同内容です)

ピーター・ハミル、今年もソロ来日公演が決定!

Real&True Live Series
ピーター・ハミル 単独来日公演 4days

http://invs.exblog.jp/14686225/

peter hammill9月22日(木)
東京・代官山「晴れたら空に豆まいて」

http://mameromantic.com/

開場 19:00
開演 20:00

自由席 前売 8,500円
立見 前売 7,000円
(ドリンク別) 整理番号付

9月23日(金・祝)
東京・代官山「晴れたら空に豆まいて」

http://mameromantic.com/

開場 12:30
開演 13:00 

自由席 前売 8,500円
立見 前売 7,000円
(ドリンク別) 整理番号付

※23日公演終了後、会場一階上の「山羊に、聞く?」にてファン・イベントあり。今回のツアーのチケットを持っていれば参加可能、ドリンクなどは各自精算。


9月24日(土)
東京・新宿Pit Inn

http://www.pit-inn.com/

開場 19:30
開演 20:00 

自由席 前売 9,000円
(1ドリンク付) 整理番号付

9月25日(日)
東京・新宿Pit Inn

http://www.pit-inn.com/

開場 13:00
開演 13:30

自由席 前売 9,000円
(1ドリンク付) 整理番号付

【問合せ】Office Ohsawa
info@bigstream.co.jp
03-3728-5690

前売チケットは、6月頃より当店でも取扱い予定です。
開始時に、改めて告知させていただきます。
(WEB予約で完売の公演が出た場合は、その公演の取扱いはございません。御了承下さい。)

LATTE MIELE 初来日公演 4月30日(土) 川崎クラブチッタ ライヴレポート

LatteEMiele_20110430.gifLATTE MIELE 初来日公演
4月30日(土)
川崎クラブチッタ ライヴレポート


≪メンバー≫
マルチェッロ・ジャンカルロ・デッラカーザ(g.vo)
オリヴィエロ・ラカニーナ(kbd)
アルフィオ・ヴィタンツァ(dr.vo)
マッシモ・ゴリ(b.vo)
ルチアーノ・ポルティーニ(kbd)


という訳で、行ってまいりました。かの名作『受難劇』で、イタリア、そしてユーロ・ロック史上に輝くラッテ・ミエーレが、奇跡の復活、そして新作『Marco Polo』をひっさげて初来日、一夜限りのライヴとなった当日、自他共に認める(ウソ)『Papillon』好きの私メは、トテテトテテ…というイントロを脳内リピートしながら川崎へ向かいました。皆様ご存知の通り、大変残念ながらAREA with マウロ・パガーニ来日公演は中止となってしまいましたが、ラッテミは来てくれました。心配の声も高かっただけに、まずはコンサートが無事行われた事に感謝です。会場に入ると、普段以上に、ワールド・ディスクのお客さん率の高い感じで、ここぞと集結したマニア連により、客席は9割がた埋まっている状況、ライヴ自体演るかどうか、という事が有った為、かけ込みの需要が結構有ったのも確かでしたが、大きな期待感の中、果たして彼らは見事に応える演奏を、たっぷりと展開してくれたのでした。

来日メンバーは、基本オリジナル・メンバーの3人+3rd時のベーシスト、という4人だと思っていたのですが、幕が上がってみると、ツイン・キーボード。向かって左には、ちょっと故.ヒュー・ホッパーさん似の?人がいて、誰かと思いきや、何のことは無い、一時脱退していた3rd期のキーボーディストのルチアーノでした。全体の構成は、大まかには、まず『Marco Polo』から主要曲を演奏、3rdの目玉のインスト大曲"Pavana"までが前半。約10分の休憩を挟んで、第2部は『受難劇』再現&『Papillon』曲、という形でした。若かりし日に比べれば、見る影も無く(失礼)トシを食ったメンバーの姿には、約40年という月日を考えずにはいられませんでしたが(NEW TROLLS来日公演でも来た、ドラムスのアルフォが、パッと見分かる位?)その当人たちが目の前に居る、という事実もまた、有りがたい事です。話によれば、韓国公演とセットの強行軍だったとのことで、カッチリしていた『Live Tasting』に比べると、ツイン・キーボードの絡みが聴きとりづらかったり、キメの部分が危うかったりと、ラフな場面も目立ったものの、進むにつれ、さほど気にならなくなっていきました。特筆すべきは、リード・シンガーのマッシモの声の良さ。3rdからのメンバーにも関わらず、基本的にヴォーカルは全て彼だったわけですが、伸びやかかつ爽やかな表現力には、流石イタリア、と、うならされました。あと、最大2枚になる、NEW TROLLSにも負けない見事なコーラス。極めて出来が良かった『Marco Polo』及び"Visions Of Sunlight"(この曲のみ英語)も含めた楽曲の良さ。そこを、ライヴならではの熱気で聴かせる、という、イタリアン・ロック・バンドならではの世界が広がりました。ギターのヨレっぷり(笑)は昔も今も…という感じですが、特に往年の曲では、ギターも重要だったんだなあ、と再認識。レスポールで泣きを連発したマルチェッロも目立っていましたね。

この日のハイライトとなったのは、当然ながら『受難劇』再現。事前に期待されていた、生の合唱団の投入は、残念ながらありませんでした。この点については、チケットの料金設定ゆえ、私メも「入るんじゃないかね~?」などと言ってしまっていたため、お詫びしたいと思います。「プレミアム・ライヴ」とはすなわち、その価格でも良いから観たい、というお客さんが集まって、もし成功すれば、よりマニアックなアーティストも呼べますよ、的な意味合いだったのかもと思われるわけです。まあ色々と事前の問題もあったでしょうし、若干ガッカリした向きもあったかもしれませんが、良しとしましょう、ここは。いや実際、彼らは本公演の為に特別に録音してきたという合唱パートを使用、『Live Tasting』には無かったナレーションのソースをも加えて、再現度は更に上がっていましたし、多少絵的にサビしいかな、位で、個人的にはさほど気にならなかったです。ステージ向かって右端のオリヴィエロの、パイプ・オルガン風のパートが象徴する、正に荘厳なクラシカル・ロックの真価。"バ・ラ・バ~"のところとか無かったですけど、ほぼ完全再現。いやー、感激しました。何だかアッという間に(改めて、全盛期のイタリアン・ロックのLPって、収録時間が短いですよね?)ハイライトが終了して、続けざまに、「パピヨン」へ。チョコマカとした切り返しの嵐は、少々危険(笑)でしたが、それを言えば、まあ元来テクニックが売りのバンドじゃ無かった訳ですしね。ひたむきに、時に切々と、ピノキオ・チックな愛の人形物語を紡ぐ姿は、かつてEURO-ROCK PRESSのレビューで三浦奈緒美さんが書いた名フレーズ『文化系EL&P』そのもの。やはり泣きのヴォーカル・ナンバーが主役となりますが、「とある新人作曲家の曲を気に入ったので、アレンジして…」といったジョークのMC(そういえば、MCも全てベースのマッシモが担当していました。どうやらメンバーで英語が話せるのが彼だけらしく…)に導かれての、ベートヴェン作"悲愴"も、コテコテにイタリアしていて良かったですねえ。

そんなこんなで、アンコールでは予想外の?『Marco Polo』冒頭曲もプレイ。"Getzemani"
、『Papillon』より"Rimani Nella Mia Vita"と、華々しく盛り上がる曲を連発して大団円。アンコールからは客席も立ち上がって、大いに盛り上がりました。ルックスも地味なら、派手な動きがあるわけでもない、しかし、ステージ上から目が離せない。改めて楽曲の力と、気持ちのこもったプレイ(アルフィオのドラムスも、後ろのドラ以外は地味、というか控え目でしたが、しっかりとタイトでした)の大切さを身をもって教えてくれた、そんな一夜だったと思います。ふと時計を見やると、スタートから約2時間半、演り切ってくれました。正に「超スーパー・プレミアム」な内容に相応しい、基調にして幸せな時間を、客席の皆さんも過ごす事が出来たのではないでしょうか。素晴らしいコンサートでした。改めて、来てくれたバンドはもちろん、クラブチッタさん、スタッフ・関係者の皆様、そしてお客さん(とりわけ、ワールド・ディスクでチケットを買って下さった方々)に、大いに感謝したいです。プレミアム・ライヴ・シリーズの継続も期待したいと思います。グラッチェ!ラッテ・ミエーレ!


【SET LIST】

「1st Set」
1. San Marco
2. Carnival
3. Via Si Va
4. I Crociati
5. La Battaglia Di Curzola
6. Pavana
7. Vision Of The Sunlight

「2nd Set」
8. Introduzione
9. Getzemani
10. Il Pianto / Il Re Dei Giudei
11. Toccata (Oliviero Lacagnina Keyboard Solo)
12. Il Calvario
13. Il Dono Della Vita
14. Finale
15. Ouverture
16. Primo Quadro: La Fuga
17. Secondo Quadro: Il Mercato
18. Rimani Nella Mia Vita
19. Fantasia Per Chandra (Marcello Dellacasa Classic Guitar Solo)
20. Patetica (including. Alfio Vitanza Drum Solo)
21. 最初にベースがアコースティック・ギターを弾いた曲

「Encore」
22. Luciano Poltini Keyboard Solo / Getzemani
23. インスト曲(2ndのB面曲?)

「Encore 2」
24. Rimani Nella Mia Vita
プロフィール

店長 中島俊也

Author:店長 中島俊也
★WORLD DISQUE店長の中島です。
御来店の際はぜひお声を掛けて下さい。おススメの1枚からマニアックな話題まで、お気軽にどうぞ!!

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当店は全世界屈指の品揃えのユーロ・ロック、プログレッシヴ・ロックの専門店です。新品から中古まで、CD/DVDも豊富な品揃えで皆さんをお待ちしています。ほとんどの商品を試聴できます!!

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■営業時間■
店舗と通信販売は営業時間帯、定休日が異なります。ご注意下さい。

<店舗>
■月、金、土曜日
13:00~20:00
■日曜日・祝日
13:00~19:00

※火、水、木曜日は定休日です
(祝日の場合は営業)。


<通信販売>
■月~金曜日 
15:00~18:00
※土・日・祝日は定休日です。

詳しくはここもしくは、カテゴリ内「WORLD DISQUEとは」をご覧下さい。

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