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エディ・ジョブソン/Ultimate-Zero Projectのライヴ盤が2枚組でリリース!

UZP_.jpg来たる6月には来日公演も行われる、エディ・ジョブソン(kbd.vln)のソロ・プロジェクト"Ultimate-Zero Project"の、これまでのライヴからセレクトされた2枚組ライヴCDがリリースされることになりました。タイトルは『U-Z Project Best Of 2009』となっており、何とジョン・ウェットン参加のU.K.~KING CRIMSONナンバーや、エイドリアン・ブリュー入りKING CRIMSONナンバー、サイモン・フィリップスマルコ・ミネマンのツインドラムスによるMahavishnu Orchestraナンバーなどを収録予定。国内盤はアメリカ、ヨーロッパに先駆け、6月9日にキングレコードよりリリースされます。

【5/28:追記】
国内盤発売日が7月21日に発売が延期となりました。ご了承ください

IT BITES、カンブリア洪水へのチャリティシングル『Calling All The Heroes』のミュージック・ビデオ

IT BITES CallingAllTheHeroes_昨年、イギリスのカンブリア地方を襲った大洪水。その復興のためのチャリティ・シングルとしてレコーディングされ、先月から英国Amazonや、iTunesストアでMP3がダウンロード販売されている、カンブリア出身バンドであるIT BITESの往年のヒット曲"Calling All The Heroes"。現地カンブリアの被害の様子も収められた、そのミュージックビデオをYouTubeで見る事ができます。



このリメイク版"Calling All The Heroes"には、元IT BITESで、現在はソロとして活動しているフランシス・ダナリーASIAジョン・ウェットンジェフ・ダウンズMARILLIONスティーヴ・ホガースピート・トレワヴァスFROST*ジェム・ゴドフリー"A"ジェイソン・ペリーといった錚々たる顔ぶれが参加。ビデオではウェットンとIT BITESメンバーがマイクに向かう姿も見る事ができます。また、この再録"Calling All The Heroes"や映像を含めた、エンハンスドCD仕様の4曲入りシングルとしても近々リリースしたいという話も出ているようです。

「Please buy 'Calling All The Heroes'! 」(from IT BITES myspace 2010/02/28)

http://www.itbites.com/
http://www.myspace.com/itbites

エレクトリック・アストゥーリアス&KBB 3月27日(土) 吉祥寺 Star Pine's Cafe ライヴレポート

エレクトリック・アストゥーリアス&KBB
ジョイント・ライヴ
3月27日(土)
吉祥寺 Star Pine's Cafe


というわけで、行ってまいりました。エレクトリック・アストゥーリアスKBBのジョイント・ライヴ!先月のアコースティック・アストゥーリアスのライヴのレポートに続きまして、今回もワールド・ディスク スタッフの中田が中島店長に代わりましてレポートさせていただきたいと思います。名だたる2バンドのジョイント・ライヴということで、会場である吉祥寺のSTAR PINE'S CAFEは200人以上のお客さんが足を運んでおり、1階、2階席とも満席の状態。改めて両バンドの人気のほどを伺わせられた次第でありました。

ElectricAsturias.jpgまずは昨年の12月のお披露目ライヴから、今回が2度目のライヴとなるエレクトリック・アストゥーリアス。開幕は妖しくも美しい1曲"闇からの声"でスタート。2曲目に、前回のライヴでの眼目だった複雑なアンサンブルの1曲"Double Helix"が登場していたのが今回非常に印象的でありました。演奏の方も、前回以上にバシっと決まっており、来月に4月に出演を控えたポルトガルのGouvaie Art Rockフェスティバルへ向けての調整も万端、という印象も強く感じさせます。また、フェスから帰国後にエレアスとしてアルバムのレコーディングに入りたいと大山曜氏がMCでおっしゃられていたのも嬉しい知らせでありました。「納得のいくまで」レコーディングしたいという大山氏の一言も頼もしく、大いに期待が寄せられますよね。先週のクラウス・シュルツェ氏の来日を記念しての意味合いも込めての"Moondawn"(シュルツェ氏の76年のアルバムと同名タイトルでもありますよね)、も、まさにタイムリー(?)な1曲。二部構成の組曲"Fate"は、今回はショート・ヴァージョンでの演奏でありましたが、泣きを含めた重厚さと疾走感を併せ持った構成の見事さはやはり健在いった感じです。ラストは、ピアノが重要な役割を果たしている大曲"Castle In The Mist"、そしてアンコールは恒例の"Distance"をダイナミック&パワフルに演奏し、ほぼ1時間のセットは終了いたしました。

KBB.jpg20分ほどのセッティングを挟んで、続いてKBB。遠征の予定であったというスペインのプログレフェスティバルは、主催側の事情によりフェス自体が中止になってしまったそうで、何とも残念な知らせではありましたが、それを吹き飛ばすかのようなエネルギッシュな演奏を繰り広げておりました。確固たる安定感を誇るDani氏と菅野詩郎氏のリズム隊を土台に、鋭く激しいキレのヴァイオリンプレイで圧倒する壷井彰久氏と、それに呼応して2台のキーボードとミニモーグで縦横にマジカルなフレーズを展開する高橋利光氏、ライヴならではのアドリブでパワーアップしていく楽曲も含めて、改めて強力なメンツであるというのを認識させられた次第です。前半演奏された3曲が全て最近の曲(今後リリースされるアルバムへ収録されるのかというところも楽しみでなりませんね)、特に、ハイテンションで白熱した演奏を繰り広げるプログレッシヴ濃度高めのハード・フュージョン・ナンバー"Karnel"は、ソロパートやヴァイオリン、キーボードのユニゾンもたっぷりで一際強烈な存在感でしたね。久々に演奏するという"Order From Chaos"、コミカルな曲調ながらも複雑でテンションの高まりもピカイチな"Rice Planting Song"、「キャラが立った」1曲1曲の流れは非常に心地良く聴き応え十分。菅野氏の地鳴りのようなパワフルなドラムソロを経て、ラストは"Inner Flame"。曲名も楽曲もMahavishnu Orchestraへのリスペクトが伺える、熱狂的な押しの演奏を展開する必殺ナンバー。赤の照明とフラッシュの演出も激しくエキセントリックな演奏に拍車を掛けていて、印象的な趣向でした。

エレアス、KBB、両バンドとも各々1時間少々の演奏時間の中で濃密なセットを展開した、贅沢なジョイントライヴでありました。両バンドの皆さん、お疲れ様でした!そしてエレアスの皆さん、ポルトガルへの遠征、気をつけて行ってきてくださいね!


◆ELECTRIC ASTURIAS セットリスト◆

闇からの声
Double Helix
Moondawn
The Lancer
聲無キ涙~Cyber Transmission
組曲"Fate"
Castle In The Mist

【Encore】

Distance

-----------------------------

◆KBB セットリスト◆

Larks In The Air
Karnel
Age Of Pain
Order From Chaos
Rice Planting Song
Inner Flames

【Encore】

Discontinuous Spiral

サグラドDVD、ベル・アンティーク国内盤も入荷中!また、マルクス・ヴィアナ関連作品も併せて特集中!

Sagrado_CosmosXCaosDVD.jpgSAGRADO CORACAO DA TERRA
『Parte 1 - Cosmos X Caos』
DVDの、ベル・アンティーク国内盤も入荷いたしました。

また、マルクス・ヴィアナのサウンドトラック/企画ワークスアルバムも併せて入荷中!


『Filhas Do Vento』
Marcus Viana Filhas do vento
(税込¥2100)
04-05年録音。映画のサウンドトラック作品。

『O Mundo Em Duas Voltas』
Marcus Viana o mundo em duas voltas
(税込¥2100)
06-07年録音、ヒューマン系?映画のサウンドトラックCD!"トリリアス~"シリーズに近い、正しく「感動系」サウンド!

『OLGA』
Marcus Viana OLGA
(税込¥2100)
こちらは、03-04年録音の映画のサウンドトラック。ヴォーカル曲も交えた、ヒューマン・クラシカル・サウンド!

『Angeli Lacrima』
Marcus Viana ANGELI LACRIMA
(税込¥2100)
タイトル通り、エンジェリックな女性ヴォイスもフィーチャーした、シンフォニカル・ニューエイジ系!

『Xica da Silva』
Marcus Viana Xica da Silva
(税込¥2100)
こちらは、小説を基にしたミュージカル仕立てのイメージ・サウンドトラック!96年録音。ヴォーカル/キャスト、Tranfonica Orchestraによるクラシカルな内容!

『Pleiadian Connections』
Marcus Viana Pleiadian Connections
(税込¥2100)
07-08年録音。ヴィアナ自身のヴォーカル、ヴァイオリン、キーボード、フルート等マルチ・プレイによる。ヒーリング/メディテーション作品。古代神話~宇宙的イメージの1枚。

KLAUS SCHULZE Live In Japan 2010 3月20日(土)、21日(日) 東京国際フォーラム ホールC ライヴレポート

KLAUS SCHULZE Live In Japan 2010
3月20日(土)、21日(日)
東京国際フォーラム ホールC


KlausSchulze_live2010-f.jpgというわけで、遂に、本当に実現した、ジャーマン・エレクトロの巨人、クラウス・シュルツェの来日公演。予告通り、私メはCD物販隊として現地でベル・アンティーク関連、及びアルカンジェロさんの紙ジャケットを販売させていただきました。まずは、CDをお買い上げ下さった皆様、本当にありがとうございました。お隣のキャプテン・トリップさんのブースでは、Tシャツや缶バッヂも売り出され、Tシャツは初日で完売してしまいましたね。休憩も含めて、CD販売があったため、コンサートそのものは、全編通してじっくり観る事出来ませんでしたが、ロビーやトイレ(笑)での音、及びモニター映像も込みで、チラホラと観させていただきました。そういう状況でしたので、内容につきましては、キチンとしたレポートは出来ませんのでご了承のほどを。

まず驚いたのは、予想以上の観客の多さ。ホールCは1500人キャパなんですが、2階、3階まで、おおむね埋まっているという感じでビックリ、大したものです。演奏については、45分ほどの演奏を2つ(間に15分ほどの休憩)+アンコール15分でトータル2時間、というのは2日間とも共通していました。曲(というか、インプロヴァイズ的な要素も強かったと思いますが…)は、確かに事前の予告通り、大分雰囲気の異なるものでしたね。2日目に『Mirage』"Crystal Lake"っぽいフレーズを使っていたのは確かです。大ざっぱには、初日が前半オーケストラル/後半リズミック、2日目がその逆、という感じだったと記憶しています(逆だったらスミマセン)。タンス・モーグ風の機材の山に囲まれ、ステージの中央、やや引っ込んだ所にて、重役風のキャスター付き革椅子(笑)で、時に足を組みながら、弾き、ツマミを回すシュルツェの姿は、やはり堂に入った大家の風格でありました。繰り出されるシーケンス、飛び道具のモノ・シンセ系、まさにシュルツェ節の深淵なるオーケストレーション。必要以上にテクノ/トランス化することもなく、往年(というか、ずっと続いてますけど)の姿も想像できる、純度200%のシュルツェ・ワールド。実際にライヴに触れてみると、想像以上に手弾き感もあり、音の迫力(パンも含めて、音響にはこだわりが感じられました)、日本の為に制作された?カタカナの「クラウス・シュルツェ」の文字や、美麗な宇宙系グラフィックを映し出す3面スクリーン、ゴージャスな照明。なるほど、シュルツェのライヴは、それらを総合して体感するものなんだなあ、と納得しました。どれをとっても流石のクオリティでしたね。私自身は、2日目でしか確認できませんでしたが、両日ともシュルツェがギター(!)を持ち出して、グリッサンド&エフェクト的に、かき鳴らす場面も観ものでした。2日目の途中で、シュルツェが演奏中に一度ステージそでに出て行ってしまって、しばらく自動演奏が続いた場面は、一瞬どうなるのか不安になりましたが(笑)、すぐに戻ってきて一安心、という場面も妙に印象的でありました。

テクノやアンビエント、エレクトロニカの先駆け的な評価も受けているシュルツェですが、ライヴを観て思ったのは、この人は、基本的にロマンティックなんだなあ、という事です。甘さと言う意味ではなく、スペイシーさやトランシーな部分を包んでしまう、真にシンフォニックな壮大さというところで、TANGERINE DREAMやASH RA TEMPELから40年強、今ここ東京で、巨人クラウス・シュルツの生の姿を味わえたのは、改めて奇跡ですね。主催のキャプテン・トリップさん&ポセイドンさんはじめ、関係各位の皆様、お疲れさまでした。積年の想いを持って集ったファンの皆様も、十分に満足のいくコンサートだったのではないでしょうか(初日と2日目、どっちが良かったとかは、意見が分かれているみたいですが…)。また、ワールド・ディスクでチケットを買って下さった皆様、ありがとうございました(席は観やすかったでしょうか?)。そしてもちろん、御大シュルツェご本人にも感謝をささげます。素晴らしいコンサートでした!
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店長 中島俊也

Author:店長 中島俊也
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