ぼくのなつやすみ第二弾? オアーッ、エンジェーウィッ♪ ANGEL WITCH 8/29(土) 渋谷クラブクアトロ

実は行っていたのです、プログレ発生から40周年の今年、NWOBHMは30周年。IRON MAIDEN、SAXON、DEF LEPPARDは別格として、単発/B級どころとして、ある意味ムーヴメントを象徴するバンド:ANGEL WITCHが、まさかの一夜限りの初来日!いやー、好きなんですよ、1st『悪魔の翼』。85年頃の第一回再結成以来、断続的ながらドサ回りもとい再編ツアーを行ってきた、エンジェル・ウィッチその人:ケヴィン・ヘイボーン(Vo.Gr)先生が来るなら、行かないわけにはいかないでしょ!という、私めのごとき中年(失礼)メタラーの皆様で、クアトロは大入り満員で2度ビックリ!やっぱり好きモノが多いというか、カルト人気ではダイアモンド・ヘッド以上なんですかねー。で、ライヴなんですが、(まあ予想通りとは言え)ヘイボーンの声は今一つ出ていない中、ヨレ&荒さも込みでの、これぞNWOBHMという古色ゆかしいヘヴィメタルサウンドがもう、タマリません。サイドギター、ベース、ドラムスの3人は、誰だかもちろんわかりませんが(オイオイ)、結構若そうなヒゲ・ムサ系ルックスにて、相応にガンバっておりました。1st全曲+12インチとかの曲("Flight Ninteen" "Berfomet")、及び新曲?を演りきってなお、約一時間半という短さが体力的には嬉しい(苦笑)内容でした。それにしても1stは名曲多いですね。"Confused" "Sweet Danger"を序盤に演ってしまって、どうなることやらと思いきや、アンコール前にお待ちかね"ANGEL WITCH"(大合唱!!) ラストに"Angel Of Death"という心憎い構成で、イッキに楽しませてくれました。やっぱブラストよりもこういう3連ノリの方がヘドバンしやすいなぁ、と思ってしまった私です。ともあれ、ヘイボーン先生の根性入った継続のおかげで、生ライヴが体験できたんですから、これはもう「ありがとう!」と言うしかないでしょう。