MAGMA 5/27(水)28(木)渋谷O-EAST

と言う訳で、行ってきましたよ、凄かったですよマグマ。今回のコンサートは40周年ツアーであると同時に、現在進行型の彼らを示すという意味で、価値あるものだったと思います。御大ステラ、イザベルと、ジェイムズ&フィリプのONE-SHOTグミg/bは不変でしたが、今回は新たに男性VOと、エレピ奏者、そしてヴィブラフォン&kbd奏者が加入。いつもながらのシンメトリックな配置にて、見事なパフォーマンスを展開してくれました。
楽曲については、まず荘厳な、未完成だという新曲その1(?)でスタート。そして、暗黒マグマと、アターク期をブレンドしたようなステラVoフィーチャー度のたかい、新曲その2(タイトルも言っていましたが失念、多分、Fe Licite thosz すいません。)をプレイ。短いMCを挟んで、今回のハイライト、現在スタジオ録音中という、70sに作曲された幻の大曲"Emehnteht-Re”完全版!幻と言っても、未発と言う訳でもなくて「LIVE」に入っていた、エンテト・レのテーマから始まり、「アターク」中の”Rindo”,"Hhai”、そして"Zombies"へと移行し、圧倒的なパワーの少し、近し”コ-ンタルコス”を思わせる押しを経て、静かなエンディングを迎えるという形。とにかく凄まじい迫力で、これぞマグマ!と言う内容でした。アンコールに40周年に相応しい原点の曲"Kobaia"(ギターソロあり!)更にラストで、大先生が前に出てきて歌う、スピリチュアルなナンバーでシメ。両日とも、2時間半近くに及ぶ、大熱演でした。
二日間の比較で言うと、音響/PAの面では圧倒的に2日目がよかったですね。聞こえづらかったヴィブラフォンもよく出ていましたし、フィリップのバキバキ・ベース・パートの鳴りも向上。一方で、2日目の方が、御大のドラミングの自由度も上がりすぎてしまい(笑)ちょっと聴き、結構ヤバイ(実際はそうでもなさそうですが)感じだった”Hhai" イントロの投げっぷりが凄かった”コバイア”など、崩壊寸前?の変なスリルがありました。まあでも、これがマグマですよね。
とにかく、2日間(クリスチャン・ソロも含めると3日間)物凄く濃ゆいモノを体験してしまい、正直バテ気味ですが、(泣)、素晴らしいの一語でした。有難うマグマ!!